アルミ製およびふっ素樹脂加工フライパンの安全性についての真実
Q1: なぜふっ素樹脂加工フライパンの底が膨れたり剥がれたりするのですか?
…心配ですよね💦サイトを検索してみても悪い・悪くないなどどれを信用したらいいかとても不安かと思います。
75年以上も鍋フライパンと付き合ってきました弊社と、長年に渡り鍋フライパンの研究をされてきた専門家からのアドバイスは下記になります。
A:ふっ素樹脂加工フライパンの表面は、目に見えない微細な孔(ピンホール)が存在します。調理中、油や調味料がこれらの孔を通じて浸透し、内部で加熱により膨張することがあります。この現象が表面の塗膜を押し上げ、剥がれや膨れを引き起こします。この問題を防ぐためには、使用後のフライパンはすぐに洗浄し、料理を入れた状態で放置しないようにしてください。また、鋭利な金属製の調理器具を使用すると、剥がれの原因になるため避けることが推奨されます。
Q2 剥がれたふっ素樹脂が体内に入った場合の影響は?
A: ふっ素樹脂の安全性については広範囲にわたる研究が行われています。
実験を通じて、人体に有害な影響がないことが確認されています。もしフッ素樹脂が飲食物に混入しても、体に吸収されることなく自然に排泄されますので、健康への直接的な影響は考えられません。
その他にもお客様からのお声に出来る限り答えていきます。
同じようなご質問もあるかと思いますが
見てみてもらえると嬉しいです。
お客様からのご質問
①フッ素加工されたフライパンは身体に悪いと聞きました。 空焚きして高温になるような調理をしなければ問題ありませんか?
A:問題御座いません。
中火で合っても空焚きをしてしまいますと260℃を超えてしまう可能性が御座います。それと、空焚きに限らず強火を使いますとフライパンが260℃以上になってしまう箇所が出てきてしまいますので、フッ素加工のフライパンは基本的には中火でお料理して頂くのが良いです。あと、空焚きになってしまわないように油をしっかり引くなどしてお気を付けください。
②フッ素が剥がれないように、使うときはシリコンベラを使っていましたが、調理する食材がくっつくようになってきてしまいました。 傷はほとんどついていませんが、こんなもんなんでしょうか?
A:くっつきやすくなってしまう要素はたくさんあります。
①強火を使ってしまった
②空焚きをしてしまった
③油を引かず中火で使用し、食材が無い部分が空焚き状態となっていた
④硬いキッチンツールを使用してしまった
⑤フッ素は温度差が苦手です。アツアツの状態ですぐに水に付けたりするのはNG
⑥食材を入れたまま放置してしまった
フッ素加工のフライパンは一生ものではありませんので、
上記を守っていてもやはり数年でフッ素が取れてきてしまいます。
しかし丁寧に使って頂ければ弊社の製品で無くとも長持ちしますので、
ぜひ上記を気にして使ってみてください!
…でも一度はやってしまいますよね💦わかります。
今後もご質問がありましたら追加していこうと思います!
75年以上に渡る鍋フライパン会社の知識を持った弊社オンラインショップの営業マンが丁寧にご回答致しますので、もしわからないことが御座いましたらお気軽にお問合せください!
フッ素樹脂加工フライパンの正しい扱い方
①空焚きは厳禁!調理は中火~弱火が◎
フッ素樹脂加工の耐熱温度は、約260℃で、それ以上になるとフッ素が壊れてきて剥がれてしまいます。
コンロに火をつけて1分程度で高温になるので、空焚きはしないようにしましょう。また、強火の調理もフッ素樹脂加工の寿命を縮めますので、より長く使うためには、中火以下の調理を心がけましょう。
②金属のヘラなど硬いキッチンツールはNG
金属性の調理道具を使うと、表面に傷がつきやすく、そこから加工がはがれたり傷んだりする原因になります。木製やシリコン製などやわらかい素材の調理道具を使いましょう。
③洗う時は、食器用洗剤を使ってください
汚れが冷えて固まる前に汚れをふき取り、汚れの量を減らしておくと、洗剤も力も最小限でサッと洗うことができます。
やわらかいスポンジに食器用洗剤をつけ、やさしく洗います。焦げ汚れを落とすような研磨剤の練りこんであるスポンジのかたい面や金属たわしを使わないこと。
④ 温度差がNG!熱いうちに水はダメ
急激な温度変化による膨張・収縮で、フッ素樹脂加工がはがれやすくなってしまいます。調理後に急いで洗いたいときは、やけどしないように気をつけながら、お湯を使って洗いましょう。お湯なら温度差が少なく壊れにくいです。
⑤付いた汚れを放置しない。食材を入れっぱなしにしない。
フッ素樹脂加工には表面に目に見えない微細な孔(ピンホール)が存在しますので、長時間食材を入れっぱなしにするとその穴に水分や食材のカスなどが入り込み、はがれやすくなってしまいます。
上記を気を付けて頂くと長持ちし、人体にも影響がなくご使用頂けます。
しっかりとした知識を身に付けて、使えるものはたくさん使っていきましょう。